「痛み」について知ろうシリーズ⑤~感情の作用・セロトニンとは?~
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最初の話にもでてきたのですが、イライラすると痛みが出てきますよね。
ということは、イライラする状態をなるべくなくせば痛みもなくなるってことですか?
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[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”bubble-image01.jpg” name=”渡辺院長”]
そうですね。今日はそのあたりについて、より詳しくお伝えしましょう。
イライラなどの怒りの感情は交感神経を過剰にしてしまう為、痛みが出やすいとお話ししましたが、もう一つ不安の感情が痛みに作用する場合もあります。
うつ病などがイメージしやすいですね。
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うつ病は気持ちが落ち込み、無気力なイメージです。
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はい。
うつ状態が続くと、セロトニンという物質が減少していきます。このセロトニンは痛みに関係する神経を抑えてくれる作用があるのです。人は本来、「自己鎮痛」機能が備わっていますが、その機能にセロトニンは関係しています。
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セロトニンが少なくなると、痛みを抑える機能も働かなくなるということですか。
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その通りです。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれています。スキンシップしていて安心だな~とか、運動して気持ちいいな~と感じたときにたくさん脳内で作られるとのこと。ほっとする時間やリフレッシュする時間をたくさんつくることが、痛みをなくすのに役立っているんですね。
セロトニンをたくさん作って、痛みの予防や早く痛みを治せるようにしましょう!
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山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員