左の臀部痛と右膝痛が良くなり、驚きです!
- 名前:K様 80代 女性
- 症状:臀部痛と膝痛
- 職業:主婦
来院前
今まではプールや体操などをして、大きな痛みもなく過ごしていましたが、ここ1週間で急に左のお尻の痛みがあり、動くのも大変になりました。右膝の方も以前から気になってはいます。
初診
お尻のところに痛みがあるということでしたが、以前に腰を痛めたりしたことはありませんでしたか?
腰は何十年も前から病院に通って、湿布と薬をもらってます。腰はレントゲンでも異常ないということでした。ただ、薬を飲んでもなかなか痛みが引かなくて。。。
わかりました。膝も何年も前から気になってたということで間違いないですか?
膝はプールなどもして、筋力をつけておいたのである程度は不安なく過ごせます。ただ、お尻が痛いのでうまく歩けずに逆足の膝でかばうような形になってしまい、痛みがぶり返してきています。
それは大変ですね。早速検査をして、体の悪い部分を見つけていきましょう!
検査の結果、骨盤まわりと首の状態が一番悪くなっているのがわかり、まずは骨盤の施術を行うことに。
施術を終えると、バランスが揃ったので、サラシを巻いて腰部を安定させて1回目は終わりとなった。
2回目の施術(初診から1日後)
炎症がひどかったので、4回連続して来院してもらうことになった。
今回の施術も同じように骨盤のある部分を中心に。このときに、お尻や膝を直接刺激いれないことは意外と大事なポイント。
5回目の施術(初診から9日後)
本人の自覚症状もほとんどなくなり、笑顔が増えた。ただ、状態としてはまだ油断できないところはあるので、さらしの固定は継続。骨盤の調整も継続となった。
考察
今回、自覚症状が出ているところはまったく触っていない。なぜなら、自覚症状を引き起こしている原因の部分の調整が一番大事だと考えているから。大勢のケースをみてきて、施術をやりすぎて悪くなっているケースも多々あった。今ではより短く優しい刺激で、原因だけをピンポイントで施術することができるようになっている。
もちろん、そのほうが体が早くいい状態に安定する。つらいところをやってほしいという気持ちもわかるが、本当に必要なのは何なのかをはっきりさせないと、結果として相手のためにならない。今後も継続して施術を行うことで、より状態が安定すると考えている。
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員