最近、雪かきで腰に負担がかかったり、長時間の運転で腰が辛いなと感じるときが多々あります。
シップや薬を飲むこと以外で、自分でできる対処法は何かありますか?
ご質問ありがとうございます。
雪かきは大変ですよね。背中を丸めて、前かがみになってしまう状態が続きますので、必然的に腰の筋肉に負担がかかりますから、痛みがでてくる人が多いです。
実は、長時間運転で座っている動作も同じような負担が腰にかかっています。座っているから・・・と思いがちですが、負担はかかります。
どちらも腕を前に出して、腰が丸くなるような体勢です。
対策としては、背筋をピンとのばすことが大前提です。この意識が出来てない人は何をやってもうまくいきません。
加えて、ストレッチを日常生活に加えましょう!当院でお勧めしているセルフストレッチを二つご紹介します。
①両手を組んで、上に伸びます。腕が耳にくっつくようにしてください。右に倒れて、体の脇が伸びる感じのところで、深呼吸を20秒です。終わったら左を伸ばします。これで、広背筋という腕と腰をつなぐ筋肉へ刺激が入ります。
②うつ伏せになって、腰を反らせます。反らせたまま30秒~1分です。無理に反ろうとせず、腰は脱力した状態にしましょう。これはマッケンジー体操というものです。当院でも指導していますが、痛みが増強する場合は無理に行わないでください。興味ある人は「マッケンジー体操」で検索して調べるか、当院にご相談ください。
まずは、このストレッチと姿勢の意識を続けてやってみてください!
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員