山形市・50代女性
仕事のパソコン作業なのか、右手の薬指がつらいです。しびれのような、重みのような。手を握ったり、開いたりはできるのですが、違和感が強いです。
延べ70000万人以上の施術を担当してきた渡辺院長の答え
指の症状でお悩みですね。
手の指に症状が出る場合、多くは「腱鞘炎」つまり、使いすぎです。
指先までのストレッチ、もちろん肘から手首と指先にいく筋肉をケアしていく必要があります。「前腕ストレッチ」と検索するとでてきますので、詳しくは動画も探してみてください。
ただ、腱鞘炎以外のケースも考えておかないといけません。例えば、頚椎ヘルニアからの指先のしびれもありますし、胸郭出口症候群というものでも手先にしびれを出します。はたまた、手根管症候群や円回内筋症候群、指の変形性のもの、リウマチや糖尿病などさまざまな可能性を考える必要があります。
このあたりは、MRIなどをきちんととらないとわかりませんし、血液検査が必要な場合もあります。当院では、状態をきちんと把握した上で、見極めていきますし、病院を紹介することもあります。
結論、多くは腱鞘炎、使いすぎが原因なのでうまく使う量を減らしていくこと。その中で、セルフケアや施術をとおして体へのプラスの刺激を増やしていくことしかありません。指は日常生活で使用頻度が高いので、すぐすぐ変化の出る部分ではありません。焦らずセルフケアや施術をつづけていくことをおすすめします。
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員