最近、階段の昇りで膝回りが痛みます。ひどいときには一歩ずつ昇らなければいけないほどです。
平らなところを歩いているときはそこまで痛みがでません。
母も膝が痛いといっていましたが長年放っておいたため、変形性膝関節症と診断され、膝が変形してしまいました。そんな風にならないようにしたいのですが、これから何をすればよいでしょう。
温める、冷やすどちらが良いのでしょうか?運動はどんなものをすればよいのでしょうか?
延べ70000万人の施術を担当してきた渡辺院長の答え
変形性膝関節症の心配があるようですね。KさんがO脚気味であれば、今回の症状がきっかけになる可能性も否定できません。
もともとO脚の人は、年齢を重ねてから膝の痛みが出る可能性が非常に高くなります。注意が必要ですね。
昇りがつらいうちはまだいいですが、下りも痛みが強くなって来たら必ず治療は必要だと思います。
対策としては、モモの筋肉の緊張をとること、足の着き方を変えること、膝の運動をすること、温めることがあげられます。
治療は足裏の体重のかけ方から、骨盤のバランスまで全て整えていく必要があります。膝は足首と股関節と連動していますから。
自分でできることは、運動・患部の温め・圧迫ですね。痛みがあるところの保温&膝の圧迫サポーターは常にやっておいた方がいいです。
運動はなるべく体重のかからない動作から始めてください。膝を伸ばして座ってもらい、膝の裏にタオルを敷いて、裏側でタオルをグッを押すトレーニングから始めると良いと思います。10回×3セットくらいからですね。
膝が悪くなると生活に支障がでてきます。そして、痛みが一度でると治りにくい場所でもあります。なるべく早く治療を始めることをおススメします。
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員