洗濯物を干しているとき上を向くと首が痛みます。
山形市・30代女性Tさん専業主婦で主に家事全般を行っています。腕を下に下げての作業、掃除機や食器洗いのときはそこまで気にならないのですが、洗濯物を干すときに首が痛みます。腕を上にあげながらの作業のときになるような気がしています。
慢性的に肩の凝りもあり、最近ではずっとシップを貼っているのですが、このような肩こりも影響しているのでしょうか。
たまに腕にもしびれがピリピリなるときもあり不安です。
どうぞよろしくお願いします。
延べ70000万人の施術を担当してきた渡辺院長の答え
家事動作もかなりの体への負担がかかりますよね。Tさんは今回洗濯物を干すときに痛みが出ているとのことですが、首のヘルニアや、腕からの影響など様々な可能性があります。
首のヘルニアは上を向くと、椎間板に負担がかかり痛みやしびれを出してしまいます。腕を挙げた状態で維持できない場合は、胸郭出口症候群といわれ、首から腕の神経が圧迫されることで起きます。
どちらも肩こりのような血行障害が原因となり、症状が進行してなる場合が多いため、肩こりがつらくなる前に治療できるのが大事です。その肩こりの原因は、家事動作での姿勢が関与しています。
今回のTさんのような症状がでている人には、まず体の土台となる骨盤や背骨を安定させて施術しているのですが、一度症状がでてしますと1か月~3か月は施術期間が必要なります。ですが、きちんと治療すれば症状は改善していく人が多いので安心してください。
あとは、肩こりはシップでは改善しません。姿勢を変えていくことが大事なのです。また同じような症状が再発する前に、もしくは症状が悪化しないためにも、体の歪みをとる治療を受けることをおススメします。
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員