~仕事で掃除をしている時、かがむ動作が多く痛みが取れなかったのが、すぐに治るようになりました~
物を持ち上げたり、かがんだ状態で腰が痛くなりませんか?
今回は、腰痛が気になるといってご来院されたNさんにお話をお聞きしました。
Nさん
仕事の関係上、前かがみや中腰で物を持ち上げる動作やかがんだ状態で掃除することが多くあります。作業が長いときと短いときで負担も変わるの分けられるのですが、長いときは3日くらい痛みが続きます。
先生
Nさんは、中腰の時に背中を丸めて作業する癖がありました。腰を痛める人はほぼ背中を丸めています。まず、背中=背骨の可動域を良くしていくことから始めました。
背骨の柔軟性とは?
Nさん
背骨の柔軟性が悪いとは自分ではまったく分からなかったです。先生から調整してもらっていると、不思議と動いている背骨と全く動かない背骨があることに気づきました。感覚なのでうまく伝えられませんが。
先生
そこまでわかれば素晴らしいと思います。感覚が鋭いんですね。動きの悪い骨は、押されると痛みや圧迫感があることが多いです。調整していくとどんどん良く なっていくので、前と同じ力ですか?押されても痛くないです。と言われるくらいですね。背骨から筋肉は支配されていますので、背骨が整うと筋肉も柔らかく なってきます。
これから何に気を付ければ?
Nさん
仕事もこれからまだまだ続きますので、何かしておいた方がいいことがあればお願いします
先生
はい!まずは正しい状態に定着するまでは続けてください。かがむ動作や物を持つ動作の時は、必ず胸をはって上を向いた状態で行うといいですよ。少し動作に気を付けるだけでかなり痛めるリスクは変わりますから、気を付けてみてください
今回のポイント
①腰を良く痛める人は背骨の柔軟性が足りないかも。
②背骨の柔軟性が出ると神経の流れが良くなり、回復力がでます
③かがむときは背筋を伸ばして上を見る!
関連した動画も上げておきますね。
https://youtu.be/UiDQYmeOoKg山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員