農作業での腰の痛みや体の疲れの取れ方が良くなりました!
名前:M.B様 30代 女性
症状:腰の痛み、肩こり、倦怠感
職業:会社員
来院前
仕事関係で農作業が入る。1か月前から腰痛が取れず、身体の倦怠感も強くなっている。
それと、夜中に必ず起きてしまい睡眠の質も悪い。根本原因の特定とそれに対する施術を希望し、宮町整体院に来院した。
初診
腰の痛みや肩こり、それと倦怠感があるということですが、具体的にお聞きしてもよろしいでしょうか?
はい。1ヶ月前から腰痛があり、少し時間が経てば取れるだろうと思っていました。しかし、一向によくなる気配がなく、仕事にも支障をきたしている状態です。
それと夜中に必ず一度目が覚めてしまいます。起床時の身体の倦怠感も強く出ている状態です。詳しい原因と解決策を教えてほしいと思います。
なるほど、では今お聞きしたことを基に早速検査していきますね。
検査をしてみると、身体を捻って足を上げるとうまく上がりませんね。
それと頭を前に出して、力を入れようとしても抜けてしまいます。
これらは神経系が正常に働いてないというサインです。
実際に検査をしてみると、
・首と腰から出ている神経系に負担がかかっています。
・体勢を崩したときに身体を支えることができなくなっています。
骨盤のズレが強いため、骨盤の施術を行うことに。
施術を終えると、以下の結果がでた。
・力がはいるようになった。
・体勢を多少崩しても、支える力が出てきた。2回目の施術(4日後)
前回の施術の様子
首や腰から出ている神経に負担がかかっており、体勢を崩して支える力も弱くなっていましたので、骨盤から施術をしていきました。
今回の施術
・今回は坐骨にズレが強くでていたので、坐骨調整。
施術を終えると、
・神経系が正常になり、力も入るようになった。
9回目の施術(初診から20日後)
前回より、筋肉の状態も神経の状態も良くなり、ズレのレベルも落ち着いてきています。
ただ体勢を崩した状態で力が入るかどうかの検査はまだ引っかかります。姿勢も含めて、もっとよくなる部分がありますので、引き続き継続して、慢性的な部分も含めて身体を更に良くしていきましょう!
考察
今まではなんとか耐えて仕事をしていたが、身体の修復が追い付かず日に日に自覚症状が増していった。
検査してみるとそれが一目瞭然であった。症状は身体からのSOSのサイン。それは身体を守るために出すもので、大切なことはなぜ痛みを引き起こしてしまっているかである。
身体が崩れていた期間が長ければ長いほど、修復までには時間がかかる。そこに一緒に向き合う必要がある!
中腰姿勢や農作業は完全になくすことはできない。仕事でもあるから。ただその中でも、注意して身体を使い、施術結果を引き出すことは可能である。
そのことを理解して一緒に解決できるように、これからも臨床にあたりたい!
今後もお身体で悩んでいる人に手を差し伸べられる治療院でありたい。
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員