いつも首がつらくて自分でパキッと首を捻って音を鳴らしてしまいます・・・
今回のお悩みはSさん。いつも首を鳴らしてしまうクセがあるとのこと。果たして本当に体にいいのだろうかとお悩みでした。
Sさん
「仕事はデスクワーク中心の50代男性です。
もともと体を動かすのが好きではなく、デスクワークであれば坐ってパソコンを打つだけなので楽だなと思っていました。しかし、実際に1日中デスクワークをしていると、かなり首の疲れを感じるようになって、長時間同じ体勢が苦痛になっています。
そんな中、首を鳴らすようにすると、すっきりするので、常に疲れを感じるとパキッと首をならしています。
よくテレビや雑誌などで、首は自分であまり鳴らさないほうがいいという情報を目にすることがあるのですが、本当でしょうか?」
延べ70000人以上を施術してきた専門家
渡辺院長の答え
「首を鳴らすと一時的にですが、かなりすっきりしますよね。自覚的に楽になっていると、症状が改善されたように勘違いされる人が殆どです。
その場のつらさだけしのげればOKという人はどんどん鳴らしてもいいですが、本当に体を良くしていきたいという人は今すぐやめることをオススメします。
なぜなら、首を鳴らすたびに靭帯は緩んでいきます。
この靭帯が緩むと、筋肉が靭帯の代わりに硬くなることで首を支えようとします。そうなるとさらにつらさを出してしまう悪循環から抜け出せないからです。
他にも首のつらさをだすのは、背骨の歪みであったり、内臓の機能低下が原因になったりすることも多々あります。
自分の背骨のゆがみはお分かりですか?当院では細かいところまで、しっかり評価していきます。今からでも本当に体をよくしていきたいと考えているのであれば、すぐご相談ください。」
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員