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【2月の健康情報】雪の対策と脱水

冬でも要注意!2月の隠れ脱水にご用心
寒い冬は水分補給を忘れがちですが、実は「冬こそ脱水に注意が必要」だとご存じですか? 特に2月は乾燥がピークを迎える時期で、気づかないうちに体から水分が失われていることも。 脱水による腰痛・ギックリ腰や寝違えなどが当院でも2月増えております。 今回は、冬の「隠れ脱水」について詳しく解説し、予防策をご紹介します。冬でも脱水になる理由
① 空気が乾燥している
冬は湿度が低いため、呼吸をするだけで体の水分が失われます。特に暖房の効いた室内では、さらに空気が乾燥し、知らず知らずのうちに脱水が進んでしまいます。② 寒さで喉の渇きを感じにくい
夏場は汗をかくため喉の渇きを感じやすいですが、冬は発汗量が少なく、喉の渇きを感じにくくなります。しかし、水分は常に失われているため、気づいたときにはすでに軽度の脱水状態になっていることも。③ 汗をかいても気づきにくい
今年の山形市は雪が多いですね。除雪をしているとじんわり汗をかいていることも多いのではありませんか? そんなときしっかり水分を補給しておかないと脱水になります。意外とこれくらいでいいやと除雪後は何も飲まない人も多いみたいです。 また、厚着をしていると、実は体の中でしっかりと発汗しています。しかし、汗がすぐに蒸発するため、夏のように「汗をかいた!」という実感が少なく、水分補給の意識が低くなりがちです。冬の脱水症状に注意!こんなサインが出たら要注意
✅ 口や喉が乾燥する ✅ 唇がひび割れる ✅ 肌がカサカサする ✅ なんとなく疲れやすい ✅ 頭痛やめまいがする ✅ 手足が冷えやすい 冬の脱水は「肌の乾燥」や「冷え」といった症状としても現れます。 体の水分が不足すると、血液の流れが悪くなり、ギックリ腰や寝違えや腰痛の原因になることもあるため要注意です!2月の脱水を防ぐための対策
① こまめに水分をとる
のどが渇いていなくても、意識的に水を飲むことが大切です。目安として1日1.5~2Lの水分を補給しましょう。特に、朝起きたとき・食事中・入浴前後に水を飲むのが効果的です。 特に午前中で1リットルは飲めるといいです!② 白湯や温かい飲み物を活用する
寒いと冷たい水を飲むのがつらくなりますよね。そんなときは白湯(さゆ)やハーブティーなど、体を温める飲み物を取り入れるのがおすすめです。 ただ、それだけで水分補給と思っている方も多いので、白湯やハーブティーはあくまで体を温めるという目的の方が強いと覚えておいてください。できれば常温の水や経口補水液をきちんと飲むことです。③ 水分の多い食べ物を食べる
みそ汁やスープ、鍋料理などの水分を含む食事を取り入れると、無理なく水分補給ができます。 特に野菜や果物(大根、白菜、りんご、みかんなど)は水分が多く、冬の脱水対策にぴったりです。④ 室内の湿度を保つ
加湿器を使ったり、濡れタオルを干すことで湿度50~60%を保つと、体からの水分蒸発を防げます。乾燥対策をしっかり行いましょう!まとめ:2月の脱水対策で健康をキープ!
今年の山形市は雪が多く寒さも厳しいです。加えて、冬の脱水は気づきにくいため、意識的な水分補給が大切です。 ギックリ腰や寝違えの予防にもつながるので、水分摂取のレベルを特に意識してあげていくことですね。 寒い時期こそ、しっかり水分をとって、元気に冬を乗り切りましょう! 💧✨ ではまた!
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員