最近、外反母趾がひどくなってきたような気がします。
昔から、ヒールなどをはく機会が多く、脚に負担をかけてきたのは自覚しています。
少しずつ変形してきたな~と感じていましたが、ここ2~3ヶ月は痛みがでて歩くのもつらいです。
整形外科に相談すると、手術を勧められました。
出来れば手術はしたくありません。何か方法はあるでしょうか。
延べ70000万人の施術を担当してきた渡辺院長の答え
ご質問ありがとうございます。
まず、なぜ外反母趾が起こるか。から説明します。細かく伝えると専門性が高くなってしまうので、簡単に伝えると、「足のアーチがなくなってきている⇒土踏まずもなくなり、足が全体的によこに広がってしまうような状態」と「足の指の筋力低下」が考えられます。
女性に多い疾患ですが、ハイヒールをはくから必ずなるというわけではありません。腰の神経が圧迫されて、足の筋力が落ちてきてもなる人もいます。ただ、厳密には明らかにされていないので、まずは足のアーチをつくり、指の筋力強化をしていく必要があります。
手術も選択肢の一つですが、再発率は15%といわれています。
そもそも筋力が弱かったり、バランスが崩れていた状態では再発も十分ありうるわけです。
保存療法(手術しない方法)もたくさんあり、注射や包帯矯正・温熱療法・足のマッサージなどでも改善していくひとはいるので、試してみてからでも遅くないと思います。
当院では、姿勢の指導・筋トレ・歩き方の指導(しっかり踵から着いてつま先から重心が抜けるような正しい歩き方)を行うとともに、体の全体バランス調整をしていきます。
もし一度試したいということであれば、お気軽にご相談下さい。
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員