山形市・40代女性
コルセットってずっとつけているとあんまりよくないって聞いたんですがどうなんでしょう?
延べ70000万人以上の施術を担当してきた渡辺院長の答え
半分正解で半分間違い。
というのも、コルセットは時と場合により、使い分けることで非常に役立つものになるからです。
まず、急性期といわれる強い症状が出ている場合。例えばぎっくり腰など。これは固定するのが適しているので、コルセットを常につけておくことをオススメします。
また慢性腰痛を抱えている人は、慢性腰痛につながる日常生活動作があるはずです。
座っている状態の場合は、コルセットよりもタオルなどのクッションを使った座り姿勢をとったほうがいいです。
ただし、中腰の体勢が長い人や重いものを持ち上げる作業が続く人などは、その作業をしている間はコルセットの着用をオススメしています。座り姿勢ではかからないような負荷が腰にかかりますので、それをサポートする必要があります。
昔の人は、お神輿を担ぐ時などサラシを腰からお腹に巻いていましたよね。あれは腰を悪くさせない予防策であり、力を発揮する工夫でもあったわけです。
ぜひ参考までに。
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員