特にソファーで寝てから体勢を変えるときや、長時間読書してから横を向こうとするときが強く出てきます。普段から姿勢が悪いからなのか、ここ1か月ほどそのような状態で日常生活もびくびくしながら過ごしてしまいます。
応急処置的にシップを貼ってごまかしているのですが、このまま放置して治るのか不安です。仕事中は今のところ問題ないのですが、仕事中にも出てきたりするのでしょうか?
日常生活で悩まされるというのはかなりのストレスですよね。今回の首の痛みですが、可能性として頸椎ヘルニアの予備軍であると考えられます。
ヘルニアというのは、みなさん腰だとお思いですが、実は首にもかなり発生することがあります。加えて、今までの臨床経験上男性に多いです。
普段からの猫背のような背中を丸めた姿勢をとっていると、首だけ前に出てきます。この首の位置になっていないかチェックしてみてください。その負担がかかった状態で、体を急に動かしたりすれば痛みをだしてしまう可能性は高いです。
ひどくなってくると、常時腕に痺れがでてきたり、仕事中も耐えられないような鈍痛になりますので、早急に治療をお勧めします。
な んといっても姿勢を改善するのが一番の早道なのですが、今Sさ んはいい姿勢が自分ではとれないゆがんだ状態です。首ではなく、腰の部分から、体の土台を作る必要があります。残念ながら、シップでは土台を作ることはで きません。きちんと体の歪みを整えてくれる治療院にしばらく通うことで、歪みをなくし症状を軽減・消失させることが出来ると思います。
当院でも姿勢改善矯正は行っています。ぜひお気軽にご相談下さい。
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員