
太りやすい体と痩せやすい体の違い
太りやすさ・痩せやすさには脳の働きが大きく関わっています。
人間の体には本来、ホメオスタシス(恒常性維持機能)が備わっており、体重や食欲を自然に調整します。
しかし、現代の生活習慣や食環境によって脳が過剰に刺激され、この機能が乱れることがあります。
生まれつき変えにくい体質は3割程度ですが、7割は自分の工夫でコントロール可能です。
脳をリセットする9つの太らない習慣
富永康太著『満腹食べても太らない体』を参考に、日常で簡単に取り入れられる方法をまとめました。
1. 茶碗を小さくする
器のサイズを小さくすると、自然と摂取量が減ります。見た目の満足感も得られるため、無理なくカロリーコントロール可能です。
2. 飲み物は縦長のグラスに
同じ量でも縦長グラスは満足感が高く、飲みすぎを防ぎます。
3. 大容量パックの購入をやめる
パーティーサイズや大袋は食べる量を把握しにくく、つい食べすぎます。
4. 食事は1人1皿に
大皿シェアではつい手が伸びがち。1人分を盛り付けることで食べすぎ防止になります。
5. 食後にスクワットを5回
軽い運動で血糖値の急上昇を抑え、食後の眠気も予防できます。
6. 朝の散歩を習慣に
太陽の光を浴びることで体内時計が整い、代謝がアップします。
7. フレンチ・イタリアンの盛り付けを参考に
皿全体のバランスを考えた盛り付けは、食べ順や量を意識するのに役立ちます。
8. 買い物は満腹のときに
空腹時の買い物は無駄買いや高カロリー食品の衝動買いにつながります。
9. パンは冷凍保存
「早く食べなきゃ」という心理を防ぎ、必要なときだけ解凍して食べられます。
無理なく続けられることがポイント
全てを完璧に実践する必要はありません。
できそうなことから1〜2個ずつ取り入れていくだけでも、脳の暴走を抑え、太りにくい食習慣が身についていきます。
まとめ
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太らない体は生活習慣と脳のコントロールが鍵
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器・食べ方・買い物習慣を工夫するだけで摂取量を自然に減らせる
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無理なく続けられる方法から始めよう
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山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員