
患者さんの症例:山形市・40代男性Eさん
重い雪を持ち上げ、ひたすら雪かきをしていました。
斜めに雪を投げる動作が続いたせいか、左の背中に痛みが出ました。
そのうち治るだろうと思っていたら、呼吸しても痛むようになってきました。
心配で病院でレントゲンを撮りましたが、異常なしとの診断。
この痛みは一体何なのでしょうか?
雪かきで背中が痛くなる原因
雪かき中に多い背中の痛みは、肋間筋(ろっかんきん)の損傷による可能性があります。
肋間筋とは?
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肋骨と肋骨の間をつなぐ筋肉
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呼吸や体のひねり動作に関与
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レントゲンには映らないため、骨に異常がなくても痛みが出ることがある
肋間筋を痛めやすい動作
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斜めに体を捻って雪を投げる動作
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重い雪を繰り返し持ち上げる
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腕や背中だけで作業し、股関節をうまく使えていない
痛めた直後は症状が軽くても、2〜3日後にかけて痛みが強くなることが多いです。
症状の特徴
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呼吸時にズキッと痛む
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体を捻ると痛みが増す
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長引くと日常動作でも痛みを感じる
改善までの目安
軽度の肋間筋損傷であれば、約2週間で自然に痛みが引くケースが多いですが、
回復を早めたい場合や再発を防ぎたい場合は、正しい体の使い方とカイロプラクティックケアが有効です。
宮町整体院でのアプローチ
雪かきによる背中の痛みは、体幹と股関節の連動性の低下が原因の一つです。
当院では、以下のアプローチで改善をサポートします。
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肋間筋周囲の緊張緩和(炎症を抑える処置)
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股関節・骨盤の可動域改善(ソフトカイロプラクティックによる)
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姿勢改善と作業フォームのアドバイス
股関節と腰をしっかり使えるようになることで、背中や肋間筋への負担を減らし、再発防止につながります。
まとめ
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雪かきで背中が痛む原因は肋間筋損傷の可能性が高い
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レントゲンでは異常がなくても痛みが出ることがある
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正しい体の使い方と股関節の可動性改善が再発防止のカギ
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宮町整体院では痛み改善+予防までトータルでサポート
📞 山形市で雪かきによる背中の痛みにお悩みの方は、宮町整体院までお気軽にご相談ください。
➡ お問い合わせはこちら TEL 023-600-3893
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山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員