4ヶ月前に出産して、最近急に授乳中や抱っこしているときに、腰痛や恥骨・股関節の痛みがでてきました。
なかなか預けられる環境になく、我慢我慢の毎日です。
ときどきビキッとなってしまいます。ぎっくり腰なのでしょうか。
子供が重くなってきたからなのか、出産後の骨盤の捻れなのか原因はよくわかりません。
治療にいくべきなのか我慢して安静にしておくべきなのか、どうすればよいのでしょうか。
Nさん、とても大変ですね。やはり経験測からも大体3ヶ月くらいから痛みが出てくる人が多いようです。子供が重くなってくるのも一つ原因として挙げられますが、骨盤や背骨のねじれが大きな原因となっている場合が多いです。
出産時は、産道をひろげるホルモンがでるのですが、このホルモンは靭帯を緩める作用も持っています。そして、産後約半年間はそのホルモンは出産時のようにより多く分泌されるようです。
そのことが原因で、骨盤などをささえる靭帯が少し緩んだ状態になり、歪みが出てくると思われます。実際、産後のママさんたちはほぼ100%の割合で、歪みがでています。このときに、体が痛みとしてサインを出し始めるのが3ヶ月あたりなのかなと個人的には感じています。
この時期にしっかりと歪みをそろえる治療を行うことが非常に大事なので、できれば我慢せず、歪みをそろえる治療をしてください。そのことで、将来的にも痛みのでるリスクを減らせると思います。
当院でも産後矯正で来院される患者様が多くいらっしゃいます。お気軽にお越しください。
山形南高校を卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し、スポーツ医学研究室に所属しながら、大学サッカーのトレーナー活動を行う。
筑波大学卒業後、カイロプラクティック専門学校で2年間アメリカのカイロ技術を磨き、その後、赤門柔整専門学校で「柔道整復師」国家資格を取得。仙台の整体院で現場の経験を重ね、2013年9月に山形市で「宮町整体院」を開院。これまで延べ20万人の施術を行う。2022年4月から友和会施術アカデミー会員として活動中。
<保有資格>
柔道整復師・カイロプラクター
DRT・PNST認定指導員